キック・アス2
「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」がやっとこさ出た!

キック・アス2「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」がやっとこさ出た!

 全米ナンバーワンの人気を博したお下劣メタヒーローコメディー映画がとうとう続編を公開! その名もキック・アス/ジャスティス・フォーエバー。前作同様ヒット・ガールの役のクロエ・グレース・モレッツが薙刀をブンブン振り回し、斬殺、銃殺、絞殺、刺殺と悪いヤツラをとにかく殺して殺しまわる! だってヒーローなんだもん! 勿論キック・アスも前作のビッグダディの意思を継ぎ、やんわり強くなったような気がする! そして、前作のラストで思わせぶりだったマフィアの息子であるレッドミストも、今作では凶悪なヴィラン「マザーファッカー」として登場し、マザーロシアと共に暴れまわる!!

 そんなキックアスシリーズなのですが、第一作目の公開当初は知名度も人気もなく、日本においてはわずか4館でしか放映されなかった事をご存知でしょうか? 最初は駆け出しの映画だったため、日本においては注目度が低かったものの、次第にその魅力が口コミで伝わり、大ヒットを記録すると、当初4館しか劇場放映されなったのにもかかわらず、なんと70館まで激増したのです。その後も人気はどんどんと伸びていき今や知る人ぞ知るヒットシリーズになったのでした!

 このページではそんな映画キック・アスとキック・アスシリーズに欠かせないクロエちゃんの魅力に徹底密着致します!

ストーリー

 前作から3年後の世界。デイブ(キック・アス)は高校生になり、ミンディ(ヒットガール)は前作で亡くなった父の親友であるマーカスに引き取られ生活していた。デイヴは平凡な高校生活に満足できず、再びヒーローとして復活しようと、ミンディの過激なヒーローレッスンを受けていた。しかし、実地訓練として街のゴロツキと戦った際に死にかけたデイヴはミンディから離れていってしまう。その後、SNSを経由して出会ったスターズ・アンド・ストライプス大佐が組織する自警団グループ「ジャスティス・フォーエバー」のと出会い、彼自身もその一員として売春組織を壊滅させるなど、ヒーローの一人として活躍していくこととなる。

 時を同じくして、キック・アスに父を殺害されたことを恨んでいるレッド・ミストが、母を日焼けマシーンで事故死させてしまった事をきっかけとしてマザー・ファッカーという新たな名を名乗り、新しい悪の組織を作り始める。凶暴なマザー・ロシアを初めとする札付きの悪を集め、強盗や警官殺害などの悪行を重ねていくのだった。

 そんな中、ミンディはマーカスに禁じられていたヒーロー活動を秘密裏に行っていることがばれ、ごく普通の女子高生として生きていく事ように強制され、仕方なしにヒットガールとしての自分を捨てることになった。そして紹介された学園の「女王蜂」・ブルックのグループに入れられ、アイドルグループに熱を出す普通の女の子として生きていく訓練を始める。しかし、彼女らに勧誘されたダンスグループにて、これまでの殺人技術の経験を生かしてダンスの才能を開花させたことによって、内心彼女を見下していたブルックのプライドを酷く傷つけてしまったのだった。ある日、ミンディは同級生の男子生徒にデートに誘われて出かけるが、それは実のところブルックたちの陰謀で、ミンディをからかうために仕込んだ嘘のデートだったことがわかってしまう。彼女たちにバカにされた上、森に置き去りにされたミンディは惨めな思いで、デイヴの部屋へ向かうと、もう学校に行けないと愚痴るミンディ。それに対して、デイヴは「君は特別な存在だ。だってヒットガールなんだから」と慰める。落胆していたミンディは復活すると、綺麗にドレスアップし、ブルックらの元へ向かい、彼女たちの悪行を侮蔑した上で、下痢と嘔吐を際限なく引き起こす兵器「ゲロゲリ棒」で撃退。大いに恥をかかせて、復讐を果たしたのだった。

 一方マザー・ファッカー率いる悪の組織はキック・アスを憎悪するあまり、警察を買収し自警団活動を弾圧するという暴挙に出る。デイヴと性的関係を交わしていた自警団のナイト・ビッチを襲撃し、スターズ・アンド・ストライプス大佐を無残にも殺してしまう。さらに、警察に「俺がキック・アスだ」と身代わりで自首した男がデイヴの父であると知り、留置場に収容されていたデイヴの父を殺害してしまうのだった。

 父の葬儀に出席していたデイヴとミンディが語り合っているとき、突然刺客たちが襲いかかり、デイヴは誘拐されてしまう。ミンディ今まで自分で禁じていたヒットガールの封印を解き放ち、刺客を皆殺しにして、デイヴを救出した。そして彼と彼女は、自警団「ジャスティス・フォーエバー」のメンバーの人々とともに武装し、悪の組織のアジトを襲撃する。厳しい格闘の末にそれを制圧し、マザー・ファッカーと直接対決するキック・アス。キックアスはその戦いに勝利し、マザー・ファッカーは対決の末に、自ら設営した人喰いザメの水槽に転落してしまうのだった。

 戦いの後ミンディは、マーカスとの約束を破り殺人も犯してしまった自分はもうこの街にいられないと発言し、家を出て一人生活することをデイヴに告げる。彼にファーストキスを捧げると、街をさっていくのだった。ジャスティスフォーエバーの活動は終わりを告げてしまったが、デイヴはそれでも一人トレーニングを続けていた。そして、エンドロールの後、サメに両手両足と性器を食いちぎられたマザーファッカーの姿が病院のベットの上に映し出されるのだった。なんと彼はまだ生きていたのだった。

キャスト

ジャスティス・フォーエバー

デヴィッド・"デイヴ"・リゼウスキ / キック・アス
アーロン・テイラー=ジョンソン
ミンディ・マクレイディ / ヒット・ガール
クロエ・グレース・モレッツ
サル・バートリーニ / スターズ・アンド・ストライプス大佐
ジム・キャリー
ドクター・グラビティー
ドナルド・フェイソン
ナイト・ビッチ
リンディ・ブース
マーティ・アイゼンバーグ / バトル・ガイ
クラーク・デューク
インセクトマン
ロバート・エムズ
トミーズダッド / リメンバートミー
スティーヴン・マッキントッシュ
トミーズマム / リメンバートミー
モニカ・ドーラン

TOXIC MEGACUNTS

クリス・ダミーコ / マザー・ファッカー
クリストファー・ミンツ=プラッセ
マザー・ロシア
オルガ・カーカリナ
トッド・ハインズ / アス・キッカー
オーガスタス・プリュー
チンギス・半殺し
トム・ウー
腫瘍(ザ・トゥーマー)
アンディ・ナイマン
ブラック・デス
ダニエル・カルーヤ
ハビエル
ジョン・レグイザモ
ハビエルのサイドキック
エンゾ・シレンティ

その他

マーカス・ウィリアムズ
モリス・チェストナット
アンジー・ダミーコ
ヤンシー・バトラー
ケイティ・ドゥーマ
リンジー・フォンセカ
ブルック
クローディア・リー
デイヴの父
ギャレット・M・ブラウン
Union J
Union J

スタッフ

監督
ジェフ・ワドロウ
脚本
ジェフ・ワドロウ
原作
『Kick-Ass 2』『Hit-Girl』
マーク・ミラー
ジョン・ロミータ・Jr
製作
マシュー・ヴォーン
アダム・ボーリング
タルキン・パック
デヴィッド・リード
ブラッド・ピット
製作総指揮
トレヴァー・デューク・モレッツ
音楽
ヘンリー・ジャックマン
マシュー・マージェソン
撮影
ティム・モーリス=ジョーンズ
編集
エディ・ハミルトン
製作会社
マーヴ・フィルムズ
プランBエンターテインメント
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ

今回のキックアスの魅力

 新作『キック・アスジャスティス・フォーエバー』なのですが、比較的否定的なレビューが多いように思われます。確かにストーリーとしてはあまり満足行けるものではなく、そもそも弱いことが魅力だった主人公が強くたくましくなりすぎてどうなのかと思ったこともありました。また、コメディー要素を多く求めている人からしてみたら、若干今回のキックアスに関してはシリアスな要素が大きすぎたようにも思えます。しかし、前作同様見事なアクションで魅せてくれたクロエちゃんの演技は前作以上に爆発していますし、各所に見られるスパイダーマンなどといった他のヒーローものにありがちなシチュエーションをいかにも馬鹿っぽく演出してみせたのは見事だとしか言いようがありません。また、それぞれの登場人物の傾向について更に深く掘り下げられていたことも、この作品の魅力の一つだと言えるのではないでしょうか? もし、レビューや他人の評価を気にして、まだ見ていないという方がいらっしゃいましたら、是非自分の目で確認してみることをオススメいたします。きっとそこまで悪くは無いと感じるはずです。

さらなる続編についてのお話 by クロエちゃん

 キック・アス3を楽しみにしていた自分からすると非常に残念なお知らせではあるのなのですが、どうやら更なる続編に関しては希望薄であるとのことです。非常に残念なのですが、事情が事情ですのでしかたがないのかなと思われます。

 あるニュースインタビューによると、キック・アスにおいてヒット・ガールを演じたクロエ・モレッツが『キック・アスシリーズの第三弾が作られることは無いだろう』と語っているようなのです。「悲しいことに、もうあのキャラクターを演じることはないと思う。ヒット・ガールはとてもクールなキャラクターなのだけれど、シリーズ続編が制作されることはもう無いと思う。マニアックなファンの為に作っていた映画なのに、最近は海賊版ばかりが出まわり、映画館で見る人が少なくなったみたいね。キック・アスジャスティスフォーエバーは世界一海賊版が出回った映画の一つになったけれど、それはなんの為にもならない。興行的に成功することを配給会社に示す必要があるのよ。興行成績が振るわなかったということは、つまりもう続編は作れないということなのよ」と作品の未来に関して悲観的に語っているという。非常に悲しいお知らせではあるが、クロエちゃんの出演する他の作品で彼女を励ますことくらいしか、我々にできることはないのでしょう。デジタルコンテンツの取り扱いについてもっと皆がフェアな扱いを心がければと心底思います。